パーソナルカラーとは?
パーソナルカラーとは簡単に言いますと「自分に似合う色」のことです。
その人が持っていらっしゃる肌の色や瞳の色、髪の色そして色だけでなく骨格などからも判定してゆきます。
そういった遺伝子的な要素から見てゆきますので、基本的に生まれてから一生カラータイプは変わりません。
ただ、日焼けをしたり、歳を重ねることによって似合い方の度合いが変わったりすることはありますが、それはカラータイプが変わるのではなく、似合い方のレベルが少し変化しただけなのです。
世の中には沢山の色があって、当たり前のように私たちは色に囲まれて生活しています。
1色だけ目にすることはほとんど無いと思いますが、色は周囲にある色によって違った見え方をしてきます。
パーソナルカラーの原点にはそういった色の特性を利用して、よりその方を魅力的に見せるというところにあります。
「メラビアンの法則」を聞いたことがありますか?
コミュニケーションの印象を決める割合として言葉は1割しか影響しません。
では残りの9割は何で決まるのでしょう?
それは見た目や声のトーンと言った非言語が大きく影響しているのです。
特に人間は視覚情報に影響を受け易いと言われています。
視覚情報の中でも色はダイレクトに人の心に訴えかけるので、印象に残りやすいです。
パーソナルカラー診断で主流となるのが、4シーズン分類法です。
これは、人の似合う色のタイプを春夏秋冬の4つの季節に分ける分類法です。
まずは色のグループをイエローベース・ブルーベースの2種類に分けます。
イエローベースは黄みを多く含んだ暖かみを感じる色のグループ
ブルーベースは青みを多く含んだ冷たさを感じる色のグループ
さらに各ベースから色の明暗・清濁などにより更に2種類に分類することで、春夏秋冬の4種類に分類することができるのです。
黄みを多く含むか、青みを多く含むかで同じ色でも見え方は異なります。
例えば「赤色」
トマトの赤はイエローベースの赤色(トマトレッド)、ワインの赤はブルーベースの赤色(ワインレッド)になります。
私たちは、一つの色を一括りにして考え「私は◯色は似合わない」と決めつけがちですが、その決めつけは本当にもったいないです。
自分に似合う色みを知れば、今まで着られなかった色も着られるようになるためオシャレをすることが楽しくなります。
パーソナルカラーでは、まずは色をイエローベースかブルーベースかに分類することが大事になります。
しかし、必ずどちらかに分かれるのではなく、中間の色もたくさんあります。
自分が持って生まれた身体色がイエローベースだとしても、必ずしもイエローベースの色合いだけが似合うとは限らないのです。
Libererでは最初に32色のドレープをお顔の下にあてて似合う色の属性を絞り、その後に120色のドレープを使用し、さらに似合うお色を具体的に見ていきます。